サロンアペゼ発コラム5月号サロンアペゼ発コラム6月号

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梅雨は『湿邪』対策で快適に♪

中医学では梅雨時期の体内の水分の停滞(むくみ)を『湿邪』といいます。
『湿邪』に『外邪』と『内邪』の二つの性質があります。
気温や湿度の影響から生じる水分代謝の悪化やむくみや冷え倦怠感などを引き起こす『外邪』。外からの湿気に対応できず胃腸の機能が低下し、食欲不振や胃もたれ、下痢や軟便などの症状に見舞われる『内邪』。

いずれも体内の水分バランスを整える事が身体の快調な状態を保つキーポイントとなります。
身体の余分な水分を排泄するには、「汗をかくこと」「尿を出すこと」この二つが重要です。
これから出てくる夏野菜には利尿作用のある食材が豊富にあります。
ナス、きゅうり、ほうれん草、ズッキーニなどこれらの野菜には利尿作用の高いカリウムが豊富に含まれています。
また夏野菜以外にも納豆や昆布、ゴマなどもカリウムを多く含んでいるのでおすすめです。
また胃腸の機能を整える大葉、セロリ、ねぎなどの香味野菜は胃腸の働きを活発にするとも云われているので消化器系が弱い方はこちらもおすすめです。
汗をかくという観点からみますと、この時期の入浴や適度な運動などで汗を流すことも大切ですね。
因みに当店のよもぎ蒸しは暑すぎない温度でじっくり時間をかけて汗をかくのでサウナや長風呂が苦手な方にもご好評です。
これからの季節を快適にお過ごしいただくためにも皆さんの取り入れやすい方法で『湿邪対策』されてみてくださいね。

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