なんとなく不調な5月の食養生

五月病という言葉があるように3月4月のお疲れがドッと出る5月。
中医学的な捉え方ですと春は肝が血嘘(血液不足)の状態になりやすくあります。 情志を司っていると云われる肝が血虚の状態になると、感情をうまくコントロール出来なくなり、イライラや落ち込み、不安定な気持ちになりやすい傾向にあります。
また体の症状として疲れ目、こむら返り、抜け毛、不眠、めまい、動悸などの症状がみられやすくなります。

そんな心身共にちょっと落ち込みやすいこんな時期はリラックスできる時間と寝る時間を大切にしましょう。 (寝不足は肝に対する負担がとても大きくなりますので要注意‼)
新緑の淡い緑が目にも優しくまた空気の美味しい時季です♪
お天気のいい日は外へお散歩に出かけたりドライブしたりするのもリフレッシュになりますね。

またお食事ではホウレン草や小松菜などの青菜やカツオやマグロ、レバーなどの一般的に貧血に良いとされる食材もオススメです。
ストレスが多い方は春菊、セロリ、パクチーなど香りの高いものを積極的に摂られる事をお勧めします。

いつも頑張っている皆さん。
気持ちのいい五月を満喫される為にもご自身に優しい時間を過ごされてみませんか？

コラム INDEXへ