サロンアペゼ発コラム2月号サロンアペゼ発コラム2月号

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『まん丸背中対策体操』

寒さも続き家の中で過ごすことの多い今年の冬は、猫背による背中のこわばりが多く見受けられます。
寒くなると自然と肩に力が入りついついまん丸背中の猫背になりがちですよね。
猫背は胸郭を狭め呼吸が浅くなる傾向にあります。呼吸が浅くなると胸郭や背中の筋肉は使われなくなり筋肉はどんどん弱くなります。胸郭を広げる筋肉が弱ると肋骨が下がり益々猫背になりやすくなります。
姿勢が乱れると様々な筋肉や骨を動かす機会が減って、神経伝達の悪化から様々な症状が起こりやすくなります。
この時季悩ましい手足の冷えもその一つと言えるでしょう。

まずは呼吸をしっかりとって胸郭、背中の筋肉を目覚めさせましょう!
先月ご紹介させて頂いた『横隔膜のストレッチ』と組み合わせて行っていただくと更に効果的ですよ♪

☆胸郭と背中のストレッチ☆
1.立った状態でまず肩の力を抜いて手のひらを上にしてお腹の前で手を組みます。
2.手を組んだ状態のまま肋骨を持ち上げるイメージで、なるべく手が遠くを通るようにして頭の後ろに組んだ手を持っていきます。
3.そのまま体の軸がブレない様に左肘を出来るだけ後ろに開きます。開いた状態のまま横隔膜をしっかり膨らませる意識で10回深呼吸。
4.右側も同様に行います。

※腰が反ったり前に倒れたりまた体幹がブレない様に気を付けましょう。

横隔膜、肺をしっかり使うことで胸郭・背筋をしっかり使えるようになり、また深呼吸を行う事で副交感神経が優位になって毛細血管が拡張しやすくなります。 冷え対策としても是非お試しください♪

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