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梅雨だる

ジメジメとした梅雨の時期付近になると頭痛や関節痛、全身の倦怠感(だる気)、原因不明の不調に見舞われる事に心当たりの多い方も少なくないと思います。もしかしたらそれは『梅雨だる』かもしれません。
梅雨だるの主な原因は気温差と気圧差です。

■気温差による影響
気温が安定しにくいこの時期はその気温差が身体的ストレスとなり、交感神経を優位に働かせます。人によってはこの交感神経の働きが優位になることがきっかけで不調になることがあります。 『だる気』は交感神経がうまく働かなかった時に体温が下がることにより眠気やだる気を引き起こします。
『頭痛』はストレスを受けた時にセロトニンという神経伝達物質が大量放出され脳の血管が収縮すると今度はその反動で逆に血管が膨張しそれが神経を圧迫して頭痛に繋がるのです。

■気圧差による影響
また梅雨だるは耳の奥にある内耳も関係しています。内耳には視界と連動して体のバランスをとる三半規管があります。人は内耳によって気圧を感知し脳に伝えられますが、気圧の変化が激しくなると脳が混乱しストレスとなって自律神経のバランスが乱れ体の不調へと繋がりやすくなるのです。内耳が敏感な方ほど梅雨だるの症状を引き起こいしやすい傾向にあるようです。

■対策方法
1.自律神経を整えるために規則正しい生活を!
《食事》朝食を摂ることは自律神経を整える第一歩です。自律神経を整えるのに欠かせない成分『GABA(ギャバ)』をたっぷり含んだトマトやストレス対策になるビタミンCを多く含む食材もおすすめです。
《運動》運動は体内のストレスホルモンの減少につながります。
《睡眠》就寝前の入浴は質の良い睡眠をとるための近道です。41度のお湯に20分以上を目安にゆったりとした気持ちで浸かりましょう。

2.耳凝り対策
耳も肩凝りと同じようにこわばるのを知っていましたか?
内耳が敏感になり過ぎないように耳のマッサージを心がけましょう♪ 耳の穴を広げるイメージでしっかりつまんで上・横・下あらゆる方向に引っ張ってあげてください。
その後なるべく大きくぐるぐる回します。
すると!耳の血流がよくなり耳がボワ~ンと温かくなるのを感じます。 一日朝・昼・晩3セットを目安にされる事をおすすめします。 今年の梅雨をより快適に過ごせますように✨

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